テノール液の特長〜効果から使い方・副作用・取扱店まで
市販で買える塩化アルミニウム液である『テノール液』
オドレミン、エキシウクリームなどと並んで、塩化アルミニウムを含む制汗剤として有名です。そんなテノール液とはどのような制汗剤なのでしょうか?
テノール液とは
テノール液とは病院で処方される、塩化アルミニウム液を薄めた製品です。同タイプの製品にオドレミンがありますが、それよりも濃度が薄くなっています。
濃度は以下のようになっています。
塩化アルミニウム液20%>オドレミン13%>テノール液3.9%
濃度が控えめですから、その分効果が低くなっているものの、刺激が抑え目になっているというのが特長です。
テノール液の効果
テノール液の主成分である塩化アルミニウムには、汗腺を塞いで汗を止める効果があります。
ロールオンタイプですのでとくにワキ汗に効果的。1度効果が出るとしばらく継続するのが特長ですが、期間には個人差があります。長い人で1週間、短い人で2、3日と異なってきます。
テノール液の使い方
テノール液は、ロールオンタイプですので気になる部分に直塗りします。塗った後は乾くまで待つのが大切。乾かさずに行動してしまうと効果が半減してしまいますし、衣服に着色してしまう可能性もあるからです。1度効果が現れるとしばらく継続するので、その間の使用は中止してください。
テノール液は刺激が強く、使い続けると効果が落ちるという報告もあるので、なるべく間隔をあけて使用するのがおすすめなんですね。効果が無くなったと感じたら再び使用を再開します。
副作用はあるか?
テノール液の副作用は刺激が強いことです。塩化アルミニウムはとても刺激が強いことで知られています。
テノール液は、塩化アルミニウムの濃度を抑えていますが、それでも刺激が強いことには変わりません。ですから肌にトラブルが起きてしまう可能性があるんですね。
具体的には
かぶれ・かゆみ・湿疹などです。肌が弱い方は使用前に目立たない場所で、パッチテストすることをおすすめします。
どこで入手できる?
購入は、アマゾンなどのWEBショッピングサイトで可能です。反対に薬局などでは、あまりメジャーな商品ではないので置いてないことが多いようですね。アマゾンであれば500円程度で購入できるので、そちらからがおすすめですよ
まとめ
テノール液をひとことで言えば、塩化アルミニウム液を薄めた制汗剤なんですね。同体タイプのオドレミンよりも濃度が低く、刺激が抑え目になっているのが特長です
その分、効果が低くなっていますが、それほど症状が深刻でない場合の方には向いているのではないでしょうか。また「肌が弱いからなるべく刺激をおさえたい」という方にもおすすめできます。価格もアマゾンであれば500円程度という安さですので、興味が沸いたら1度試してみてはいかがでしょうか